相続読破ブログ

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2016年06月

今から20年以上も前、私の祖父が亡くなった時のことです。

祖父の残したわずかな土地を巡ってどうするのか、親族間で折り合いがつきませんでした。
面倒なことは全て跡を取ったものに押しつけているのに、こんなときばかり自分の主張をしてくるおじやおばを見ててうんざりしました。

しばらくはそのままにしておくということでその場は落ち着きましたが、7人兄弟のうち2人は喧嘩別れのような感じになってしまいました。

それから15年が経ち、その土地が道路拡張工事に引っかかり、名義変更の必要に迫られました。
亡くなってすぐ決めておけば祖父の子供たちもみんな元気でいたのですが、すんなり事を運ぶことができました。
しかしあれから時が経ち過ぎており、2人亡くなり、今度はその子供たちに印鑑をもらわなければならなくなりました。

私から見るとおじやおば、そしていとこたちになるわけです。
なんか言葉は悪いのですが、ネズミ算式に増えていくようで嫌だなと思いました。

ほとんどが県外にいるため、必要書類を埋めるための旅が始まりました。
快く捺印してくれるものもいれば、のらりくらりでなかなか押してくれない人もおり、血縁って本当に面倒くさいとつくづく感じました。
かといって邪険にもできず、ほとほと困り果てました。
それでも幸いなことに、行方がわからない親戚はいませんでした。

何とか必要書類も準備することができ、名義変更をすることができました。

先日ニュースで東北の震災があったところの土地について、名義が違っており、復興の妨げになっていると言っていました。
それは私たちも嫌というほど味わったことなので、他人事とは思えませんでした。

一番いいのは、祖父が元気なときに遺言書を作っておくなり、子供たちに自分の意思をはっきり伝えておいてくれればよかったのにと思います。

ありきたりの感想で申し訳ないのですが、財産がない家でも揉めるのだから、たくさんある家は大変だなと、これに尽きると思いました。(40代・女性)
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一昨年、祖父が他界しました。
遺言などは残ってはいなかったため、同居している次男である父と、別居の長男の叔父が相続の割り当てについて揉めました。

祖父のお金全般の管理は私の父が行っていたのですが、祖父の退職金や年金などはほとんどそのまま祖父が自由に使えるように配慮し、祖父の生活費は父と母の給与を充て、私たち家族の生活費として捻出していたのです。

祖父は59歳で退職し、60歳の時から86歳で亡くなるまで同居しております。同居後は上記したように生活費を父が負担し、尚且つ祖父は年金も貰っておりましたので、残された金額は8桁近かったそうです。当然父は、生活費の件から遺産についてはほとんどを自分が受け取るつもりでいたそうなのですが、叔父は生活費を父が負担していたことを知らず、長男だからという理由で半分以上貰う、と言い、真っ向から対立することとなりました。叔父に生活費の話をしても、証拠はないのだからと言われ、お互いの裁量では判断しかねる、と裁判を行うことになりました。

結果として父が負担していた生活費は考慮されることとなり、8割を父が、2割を叔父が受け取る形になりました。私は祖父が体調を崩す少し前から独立し、亡くなる直前まで容体を知らされておりませんでしたし、祖父の息子たちがいるのですから当然口を出す立場にないことは理解しておりますが、残すものがある場合は、それの大小に関わらず遺言というものの必要性を強く実感しました。
また、仮に遺言を残したとしても、それが公にされなければ意味はありませんし、今まで抱いていた遺言の意味と、今回直面した遺言の必要性があまりにもかけ離れていることに少なからずショックを受けております。

残す側としては、良かれと思ってやったことであるにも関わらず、それが原因で交流が断絶してしまう事態を引き起こしてしまうのならば、残す意味など無いのではないか、と考えてしまいました。

私が仮に、遺産を残す側になったとした場合、残された側で揉めてしまうくらいならば全額寄付することも視野に入れて生きていかなくては、と思うほどの出来事でした。(20代・男性)
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