相続読破ブログ

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一昨年、祖父が他界しました。
遺言などは残ってはいなかったため、同居している次男である父と、別居の長男の叔父が相続の割り当てについて揉めました。

祖父のお金全般の管理は私の父が行っていたのですが、祖父の退職金や年金などはほとんどそのまま祖父が自由に使えるように配慮し、祖父の生活費は父と母の給与を充て、私たち家族の生活費として捻出していたのです。

祖父は59歳で退職し、60歳の時から86歳で亡くなるまで同居しております。同居後は上記したように生活費を父が負担し、尚且つ祖父は年金も貰っておりましたので、残された金額は8桁近かったそうです。当然父は、生活費の件から遺産についてはほとんどを自分が受け取るつもりでいたそうなのですが、叔父は生活費を父が負担していたことを知らず、長男だからという理由で半分以上貰う、と言い、真っ向から対立することとなりました。叔父に生活費の話をしても、証拠はないのだからと言われ、お互いの裁量では判断しかねる、と裁判を行うことになりました。

結果として父が負担していた生活費は考慮されることとなり、8割を父が、2割を叔父が受け取る形になりました。私は祖父が体調を崩す少し前から独立し、亡くなる直前まで容体を知らされておりませんでしたし、祖父の息子たちがいるのですから当然口を出す立場にないことは理解しておりますが、残すものがある場合は、それの大小に関わらず遺言というものの必要性を強く実感しました。
また、仮に遺言を残したとしても、それが公にされなければ意味はありませんし、今まで抱いていた遺言の意味と、今回直面した遺言の必要性があまりにもかけ離れていることに少なからずショックを受けております。

残す側としては、良かれと思ってやったことであるにも関わらず、それが原因で交流が断絶してしまう事態を引き起こしてしまうのならば、残す意味など無いのではないか、と考えてしまいました。

私が仮に、遺産を残す側になったとした場合、残された側で揉めてしまうくらいならば全額寄付することも視野に入れて生きていかなくては、と思うほどの出来事でした。(20代・男性)
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