相続読破ブログ

相続に関する情報や体験談を紹介するブログ

今から20年以上も前、私の祖父が亡くなった時のことです。

祖父の残したわずかな土地を巡ってどうするのか、親族間で折り合いがつきませんでした。
面倒なことは全て跡を取ったものに押しつけているのに、こんなときばかり自分の主張をしてくるおじやおばを見ててうんざりしました。

しばらくはそのままにしておくということでその場は落ち着きましたが、7人兄弟のうち2人は喧嘩別れのような感じになってしまいました。

それから15年が経ち、その土地が道路拡張工事に引っかかり、名義変更の必要に迫られました。
亡くなってすぐ決めておけば祖父の子供たちもみんな元気でいたのですが、すんなり事を運ぶことができました。
しかしあれから時が経ち過ぎており、2人亡くなり、今度はその子供たちに印鑑をもらわなければならなくなりました。

私から見るとおじやおば、そしていとこたちになるわけです。
なんか言葉は悪いのですが、ネズミ算式に増えていくようで嫌だなと思いました。

ほとんどが県外にいるため、必要書類を埋めるための旅が始まりました。
快く捺印してくれるものもいれば、のらりくらりでなかなか押してくれない人もおり、血縁って本当に面倒くさいとつくづく感じました。
かといって邪険にもできず、ほとほと困り果てました。
それでも幸いなことに、行方がわからない親戚はいませんでした。

何とか必要書類も準備することができ、名義変更をすることができました。

先日ニュースで東北の震災があったところの土地について、名義が違っており、復興の妨げになっていると言っていました。
それは私たちも嫌というほど味わったことなので、他人事とは思えませんでした。

一番いいのは、祖父が元気なときに遺言書を作っておくなり、子供たちに自分の意思をはっきり伝えておいてくれればよかったのにと思います。

ありきたりの感想で申し訳ないのですが、財産がない家でも揉めるのだから、たくさんある家は大変だなと、これに尽きると思いました。(40代・女性)
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